Bare Wires / John Mayall Blues Breakers [Rock]
高校生の時、Stones入社前のMick Taylorが在籍していたJohn MayallのBlues Breakersのアルバムが聴きたかった。
当時は、Mayall作品なんて、あまり流通していなかったように思えたし、ディスコグラフィーの情報もなかった。
それでも、ようやく手に入れることができたが、「Bare Wires」だったとは・・・
というのも、Blues Breakersのなかでも異色作と評価される1枚なのだ。
何しろアナログA面は、約23分の組曲Bare Wires Suiteである。
今なら分かるのだが、John Hiseman(ds)、Dick Heckstall-Smith(ts,ss)、Tony Reeves(b)と後にColosseumを結成するメンバーのジャズよりの演奏なのだ。
そこに絡むTaylorの荒削りなギターも良い。
ボーナス・トラックとなる68年のライブでの弾き倒しもたまらん!
しかし、メイオール学長のブルース大OBは、つい3人のギターに焦点が集まるが、他のパートでも人材の豊富さは物凄い。
英国ホワイト・ブルースの深い森に迷い込みそうな今日この頃である。
私は「ギタリストを中心に聴く」という習慣が無いので、
このアルバムのジャケットを含めた混沌とした感じが好きです。
完成度から言うと先に記事にされていた「A HARD ROAD」が
一歩抜きん出ていると思いますが。
おお、そう言われてみると「コロシアム」なのですねぇ。
また心して聴いてみます。(笑)
by ハリー (2009-01-28 21:20)
ハリーさん
当時は、このブルースらしかぬA面は???でしたが、現在の耳には中々おもしろいと思います。
メイオール学長といえども時代の流れには逆らえなかったのか、或いは、ハイズマン達が「こんなん演りたいです!」と言ったのでしょうか。
そうなんです、コロシアムなんですよ~
ハリーさん、お好きなのではないでしょうか?
by starfish (2009-01-29 16:48)