Best Of Muddy Waters / Muddy Waters [Blues]
Muddy Waters。
戦後シカゴ・ブルースの大偉人にして、ロックというジャンルの源流にもなった。
ぼくは、そのロックのルーツ探訪でブルースに興味を持ったようなリスナーなので、ブルースそのものよりも、Jagger&RichardsやClaptonたちの音楽がより理解できるのではなかろうかという気持ちで聴いていた。
つまり、ブルースを聴き始めた当初は、さほど惹かれていなかったというのが正直なところだ。
例えば、このアルバムの評価にしても「説明不要の大名盤」とか「問答無用の一家に一枚」で片付けられて、多くのロック・リスナーにとっては、基本アイテムとして揃えはするものの、さほど聴き込んではいないような気もする。
個人的には、Stonesが嬉々としてMuddyを囲んで演奏する映像を観たり、帝王Miles Davisが自叙伝のなかの「シカゴにいるときは、いつもMuddyを聴きにいっていた。彼のやっていることの一部をオレの音楽に取り入れれなければならないと分かっていたからだ。」というくだりで、その偉大さを再確認する度に聴いてきた音楽である。
初めは、とっつき難いが、聴き飽きずに一生付き合えるのがブルースの良さだろうか。
ぼくにとっては、頻繁に聴く音楽ではないのだが、周期的に無性に聴きたくなるジャンルなのだ。
マディの偉大さと来たら・・・。
語るのも難しいくらいですよね。
あの感じ・・・・出ないんですよね。
初期のドップリから、後期の円熟味あふれるLiveまで・・。
どれを聴いてもMuddy♪
ほんと、自分にとっては、Howlin' Wolfと並んで神です!
by リュウ (2009-02-04 22:42)
リュウさん
お待ちしてました!
そうなんです、Muddyって、何を書くの?という感じでしたが、記事白紙というわけにもいかず・・・
どれを聴いてもMuddy
仰るとおりだと思います。
エグさというか、あの感じは唯一無二のものでしょう、泥水ですからね~!
最近は、ブルース・モードなので、もちろんHowlin' Wolfも聴いていますよ。
by starfish (2009-02-04 23:50)
こんばんは。
Bluesへの入り口と聴き方は、僕も同じような感じです。
レボン・ヘルムは、ラスト・ワルツの企画に消極的だったが、マディ・ウォータースとの共演が、彼にとって決断の決定的な理由だったそうですね。
by substitute (2009-02-06 00:20)
MUDDYは僕もSTONES経由で辿り着きました。
典型的なシカゴ・スタイルで演奏しても、
どうしても隠せないデルタ直系の泥臭さ。
コレがたまりません^^。
ちなみにBLUESを聴きだした頃は、
どれもおんなじ曲に聴こえたものです(苦笑)
by DEBDYLAN (2009-02-08 09:09)
substituteさん
やはり、ロックからブルースも聴くパターンが一般的なんですね。
そういえばマディのウッドストックで制作したアルバムもありました。
by starfish (2009-02-08 11:32)
DEBDYLANさん
ぼくは、Creamがきっかけだったでしょうか。
始めは、よく分からんジャンルですが、徐々にハマるのがブルースですね。
周期的に聴きたくなるんです。
by starfish (2009-02-08 11:38)