SSブログ

Dave Mason & Eric Clapton [Eric Clapton]

夫婦デュオのデラニー&ボニーは、スタックスと契約した初の白人である。
ゴスペル仕込みのデラニー・のボーカルは、クラプトンに多大な影響を与えた事は明らかだろう。
ブラインド・フェィスのアメリカ・ツアーでオープニング・アクトを務めた後に欧州ツアーをスタートして、英国での最終公演の模様がアルバム「Delaney & Bonnie On Tour With Eric Clapton」だ。

Delaney & Bonnie On Tour With Eric Clapton

Delaney & Bonnie On Tour With Eric Clapton

  • アーティスト: Delaney & Bonnie & Friends
  • 出版社/メーカー: Atco
  • 発売日: 1989/05/18
  • メディア: CD

かわいそうなのは、デイブ・メイソン。
このステージでも司会者から「Delany & Bonnie & Friends With E.C」の次に「Dave Mason」とアナウンスもされているにもかかわらず、アルバム・タイトルは、これだ。
スターの扱いはやはり違うのである。

しかも、メイソンの初ソロ「Alone Together」は69年にD&B及びレオン・ラッセル人脈でいち早くレコーディングされている。
「On Tour」の3曲目「Only You know And I Know」は、そのアルバムからなのだ。ああ・・・

Alone Together

Alone Together

  • アーティスト: Dave Mason
  • 出版社/メーカー: Universal Japan
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD

そして、翌70年1月に、ほぼ同じメンバーで制作されたクラプトンの初ソロ「Eric Clapton」は、英国ではメイソンのそれよりも先に発売されていたりする。

エリック・クラプトン・ソロ

エリック・クラプトン・ソロ

  • アーティスト: エリック・クラプトン
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル
  • 発売日: 2006/06/21
  • メディア: CD

この2枚のアルバムは英国スワンプ・ロックの光と影ともいえる関係に思える。
とっても地味なメイソン「Alone Together」も好アルバムである、未聴の方は是非!

さあ、デレク&ドミノスまでは、あと少し。


nice!(1)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 1

コメント 4

substitute

ども。
デレク&ドミノスまであと一歩ですね。
その前に、遠回りしてThe Bandあたりとのカラミの記事がでたりして:-)

デラニー&ボニーがスタックスと契約した初の白人というのは知りませんでした。
by substitute (2007-11-18 11:12) 

starfish

substituteさん、どうもです。nice&コメントありがとうございます。

そうなんですよ、まだまだ回り道の予定です・・・
by starfish (2007-11-19 18:22) 

DEBDYLAN

ブリティッシュ・スワンプ。
実はあんまり聴いてない・・・(汗)

でも「FEELIN' ALL RIGHT」。
大好きな曲です。

デラニー&ボニー。
久々に聴きたくなりました。
by DEBDYLAN (2007-11-20 22:14) 

starfish

DEBDYLANさん、nice&コメントありがとうございます。

「Feei'n ~」はトラフィックですよ(笑)
デラボニ、いいでしょ!
by starfish (2007-11-23 20:57) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

Live Peace In Toront..Live From Kilburn / .. ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。