Funkentelechy vs. The Placebo Syndrome / Parliament [P-funk]
Funkentelechy Vs. the Placebo Syndrome
- アーティスト: Parliament
- 出版社/メーカー: Casablanca
- 発売日: 1990/02/21
- メディア: CD
Parlament、77年の傑作が「Funkentelchyvs.ThePlacebo Syndrome」だ。
1曲目、彼らの代表曲のひとつBop Gun(Endangered Species)。
これぞ、ファンク!リアル・ファンク!メンバーが最も充実していた頃の演奏なだけに、隙なし。
ここでは、Pのヴォーカル隊のなかでも突出した存在だったGlenn Goinsのリードが聴ける。
濃く、熱いストロング・スタイルだ。更に、ParletやThe Brides Of Funkensteinの女性コーラス・グループのバックアップも。
Pのヴォーカルの核は男声だが、彼女ら女声も不可欠なのだ。
ブートだが、77年のEarth Tourでは、Bop Gunを手にしたG.Shiderが宙を舞うシーンを見ることが出来る。
約11分の大作Funkentelechyも超弩級のファンク。
ラストの大ヒット曲FlashLightの売りであるシンセ・ベースも、たまらない。
おバカなジャケットに退くことなく聴いて頂きたい。
ちなみに、このアルバムのストーリーを簡単に。
プラシーボ症候群によりファンク完成態を喪失した惑星を発見したファンケンシュタイン。
ファンク感覚を麻痺させるスヌーズ・ガンを持つサー・ノウズ・ディヴォイドオブファンクの仕業だったのだ!
スターチャイルドがサー・ノウズと決闘、ファンク感覚を強化するバップ・ガンを発射。
その閃光(Flash Light)の中、サー・ノウズも思わず踊ってしまい、一瞬だけファンクに目覚める。
う~む、アホ過ぎる。
でも、ファンクのアルバムとしては、超最高級の1枚。
個人的には、P帝国を代表するアルバムだと思っている。
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