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Quincy Jones [Soul]

アース、R.ParkerにG.Dukeと続いたら、この大物を登場させねばなるまい。

映画「レイ」でジャズ・トランペッターを志す若きクインシーも70年代後半から80年代には大プロデューサーとして君臨した。

けっして先鋭的な音楽ではないが、かと言って劣化の少ない強度も持っているのだ。

Sounds...And Stuff Like That!! (78)
アシュフォード&シンプソン、C.カーンやルーサー・ヴァンドロス。そして、リズム隊にはスタッフを起用したアルバム。

Sounds...And Stuff Like That!!

Sounds...And Stuff Like That!!

  • アーティスト: Quincy Jones
  • 出版社/メーカー: A&M
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD

Off The Wall / Michael Jackson (79)
クインシーのプロデュース作で一番有名であろう1枚。
個人的には「Off The Wall」がマイコーの最高傑作だと思うのだが、いかがでしょう?
ヴォーカルもソウルフルで熱かった。
これ、当時ワタクシの周辺でも所有率が高いアルバムだった。ちなみに世界で一番売れたレコード次作「Thriller」って本当にそんなに売れたのか?!

Off the Wall

Off the Wall

  • アーティスト: Michael Jackson
  • 出版社/メーカー: Epic
  • 発売日: 2003/08/04
  • メディア: CD


現在はオリジナル・ジャケットではないのは何故に?
下がオリジナルのジャケット。やはり、お顔が違いすぎる事が原因か。

Off the Wall

Off the Wall

  • アーティスト: Michael Jackson
  • 出版社/メーカー: Epic
  • 発売日: 1999/06/14
  • メディア: CD

破竹の勢いでクインシーのプロデュースは続くのだ。
Masterjam / Rufus & Chaka (79)
やっぱり廃盤なのね。

Masterjam

Masterjam

  • アーティスト: Rufus & Chaka Khan
  • 出版社/メーカー: Universal Japan
  • 発売日: 1993/03/02
  • メディア: CD


Light Up The Night / The Brothers Johnson (80)
正統派(?)なファンクではないのだ、これこそがブラコン!これぞクインシーの手管!といえる。

Light Up the Night

Light Up the Night

  • アーティスト: The Brothers Johnson
  • 出版社/メーカー: A&M
  • 発売日: 1996/04/16
  • メディア: CD


クインシー絶頂期となるアルバムである。
The Dude / Quincy Jones (81)
フロントにパティ・オースティンとジェイムス・イングラム、いつものクインシー軍団のほかゲストにはS.ワンダー、マイコーやH.ハンコックという豪華布陣だ。
なお、邦題は「愛のコリーダ」

The Dude

The Dude

  • アーティスト: Quincy Jones
  • 出版社/メーカー: Mercury
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD

Lite Me Up / Herbie Hancock (82)
クインシーのスタッフを向かえ、それだけでも足りんとばかりに同じく当時旬だったナラダ・マイケル・ウォルデンまでにも声を掛けて制作されたアルバムだった。

Lite Me Up

Lite Me Up

  • アーティスト: Herbie Hancock
  • 出版社/メーカー: Tristar
  • 発売日: 2001/04/03
  • メディア: CD


う~ん、ブラコン・アルバム廃盤多しなのだ。でも、最近は、復刻されることも多いので期待しよう。


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deacon_blue

☆ こんばんは。今の流れだとAORの再発・レア紙ジャケが一巡したら,次はディスコ期を皮切りにブラコンの一挙再発・紙ジャケが来るだろうと睨んでおります。まあそれが良いことなのか悪いことなのか,ちっとばかり悩むのですが,名盤を正当な値段でかさばらない紙ジャケ仕様で買うのなら,まあそれも良しかと思います。ではでは(^o^)/~~~。
by deacon_blue (2007-10-15 18:06) 

ブラコンの曲展開。例えばチャカのソロになる「スタッフ・ライク・ザット」のサビなんかが典型ですが、ロックや、それまでのソウルとも違ったコンテンポラリーな盛り上げ方(そんなん、あるんかい!)、そこがいいんですね。

演奏のクレジットは大編成、ジャケットの写真も服装はド派手で、ギタリストはヘビメタみたいなギター持ってるのに、聴こえてくる音は意外に、ぐにゃぐにゃのシンセベースとドラムだけだったり(笑)。

ブラック・コンテンポラリーはそういう「落差」も私は楽しんでます。
by (2007-10-16 23:31) 

蟹道楽

今の若い衆はクインシーをジャズミュージシャンとは夢にも思わないでしょうね。
一時期CMで有名になったソウル・ボサノヴァ は会社の若い衆も興味を示したみたいですが、これも”お洒落ミュージック”ですからねえ。
但し、ブラコン好きの僕としてはクインシーの”洒落た”ブラコンとジャズテイストはたまらない魅力ですね!

>>「Off The Wall」がマイコーの最高傑作・・・
私としてはマイケルはこのアルバムだけです!

>>やはり、お顔が違いすぎる事が原因か。
nice!!! です!
by 蟹道楽 (2007-10-19 00:48) 

starfish

deacon_blueさん、nice&コメントありがとうございます。
再発&紙ジャケ大国の日本ですもんね。

今回のブラコンの廃盤が多いのには記事にしておきながら、びっくりです。
by starfish (2007-10-19 23:05) 

starfish

つんさん、nice&コメントありがとうございます。

チャカの件ですが、このあたりにQの巧みさを感じますよね~

しかし、黒音はスカスカがキマるほどカッコいいですね!
by starfish (2007-10-19 23:13) 

starfish

蟹道楽さん、nice&コメントありがとうございます。

クインシー作品は、どれもユルくて太いグルーブがたまりませんよね。
マイケルに関しては、同時期のジャクソンズのアルバムとか意外とイイ線いっていると思うのですが、いかがですか?
by starfish (2007-10-19 23:21) 

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