Good Girl Gone Bad / Rihanna [R & B]
デビュー当初はジャリタレ?みたいな感も強かったが、もはや現行R&Bシーンにおけるトレンド・セッターと言うべき存在であるRihanna嬢。
このアルバムは、まず、Umbrela 。
かなり中毒性の高い1曲で、メガ・ヒットしたのも頷ける。
映画「マトリックス」みたいなクールなPVも相当なカッコよさだ。
しかし、そんなヒット曲を差し置いて、僕のような世代にインパクトが大きかったのは、Don't Stop the Music だった。
何しろ、後半はMichael Jackson 「 Thriller 」の冒頭を飾るWanna Be Startin' Somethin'をサンプリングしているが、これがど真ん中ストラック!な素晴らしさ。
今後の成長が楽しみな若手である。
Back to Basics: Live & Down Under / Christina Aguilera [R & B]
バック・トゥ・ベーシックス:ライヴ・アンド・ダウン・アンダーDVD
- 出版社/メーカー: BMG JAPAN
- メディア: DVD
「Shine A Light 」のLive With Meにもゲスト招聘されたChristina様。
久々に慧眼を発揮した社長もさすがである。
そんな彼女の今年2月に発売されたDVDが素晴らしい。
美貌のみならず、素晴らしい歌唱力を持つ。
あのスレンダーなボディからは想像し難い声量豊かなシャウトは、圧倒的である。
1920~40年代のジャズ、ブルースの世界観を現代に蘇らせるというコンセプトになる2枚組大作「BackToBasic」を再現したステージである。
実際、このアルバムから大部分の曲が演奏されている。
それだけ、彼女にとっての自信作だったのだろう。
オープニングのAin't No Other Manから一気に引き込まれるが、最も見せ場になるEnter The Circus~Welcomeが圧巻であろう。
とにもかくにも、ここ1~2年の現代R&Bシーンの最高のライブかも。
実は、武道館公演。
チケットを確保していながらも行けなかったのだ。嗚呼・・・
Baduizm / Erykah Badu [R & B]
ようやく発売された(アナウンスから半年遅れ)待望の新作「NewAmerykah,Pt.1:4thWorldWar」も好評なErykah様。
しかし、新作のレビューじゃないところが、このブログだ(笑)
D'AngeloとMarvin Gaye & Tammi TerrellのYour Precious Loveをカヴァーで共演、これで注目を集めた。
何しろ、彼女の独特な存在感は、あのD'Angeloを食っていた、といってもオーバーではない。
こうして、鳴り物入りでデビュー。
声質をビリー・ホリデーとの酷似と指摘されたが、Erykah様の才能を測るものにはならない。
彼女の場合、燃え上がっても、あくまでもクール。
この辺りの感触はMilesにも通じるものがあるような。
このアルバムでは、かつてのマイルス・クインテットの一員、Ron Carterが1曲だけ客演しているし。
更に、翌年の初来日のステージのイントロは、Kind Of BlueからSo Whatが使用されていた。
あれから、早10年。
このアルバムの衝撃度が色あせることは無い、と思う。
The Miseducation Of Lauryn Hill / Lauryn Hill [R & B]
Alicia Keysがそうであるように、ブラック・ミュージックにおいて優れたアルバムというのは、その長年の系譜をキチンと受け継ぎながら、その時代を捉えているものだ。
Aliciaから想起され、久々に引っ張り出した1枚。全く古びていないのである。
Fugeesというグループでデビューした後、98年のソロ・アルバム「The Miseducation Of Lauryn Hill」だ。
グラミー賞5部門受賞、爆発的な売り上げを記録している。
キュートな容貌とは裏腹なモンスター級の才能を持つローリン様。
当然ながら、レゲエの影響も強い。先のFugeesのアルバム「The Score」では、ボブ・マーリーの「No Woman No Cry」をカバーしているし、ここでは、「Concrete Jungle」のオマージュとなる「Forgive Them Father」という曲がある。そもそも、ジャケットからして「Burnin'」だしね。
90年代のダンスホール・レゲエを代表するバン・バンというリズムを基にした「Lost Ones」もカッコいい!
ブック・オフの250円コーナーに陳列されるような作品ではないのであるが・・・(涙)
売り払った人は反省し、即刻買い直すように!
やはり、名作!
The Miseducation Of Lauryn Hill
- アーティスト: Lauryn Hill
- 出版社/メーカー: Sony Mid-Price
- 発売日: 1998/08/25
- メディア: CD
You Don't My Name / Alicia Keys [R & B]
私(アリシア)は、ニューヨーク・マンハッタンのレストランでウエイトレスをしている。
そこに毎週水曜日のランチにやってくる男がいる。
いつも、店の「スペシャル」をオーダーし、そこにホットチョコレートをつける。
ある日、その男は、名刺を店の名刺ボックスの中に入れる。
閉店後、アリシアはそれを抜き出し、彼の名前と電話番号を入手する。
そして、彼女から電話をかけるのだ。
この電話のシーンはセリフだけだが、これが、たまりません。
マイケルと話したいんだけど。
私は39丁目とレノックスの角のコーヒーハウスのウエイトレスです。編みこんでる子っていえば、わかるかしら。
あなたはいつも水曜日にいらっしゃってますよね。ホットチョコレートつきのスペシャルをオーダーして。
女は普通こんなことはしないんだけど、もしよかったらこんどこの店以外のところで、会うことはできないかな、と思って。
普段の私はウエイトレスの姿とはずいぶんと違うのよ。
携帯の調子、悪いわ。聴こえる?
そう、何曜日? 木曜? 完璧だわ!
PV必見!曲も必聴・・・もしも、アナタがきれいなおねえさん好きならば(笑)
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なお、この曲のプロデュースはカニエ・ウエスト。
蟹江先生は、さすが、分かってらっしゃるのだ。
As I Am / Alicia Keys [R & B]
これだけの美女ならば、中味外れでも我が選択に悔いナシとばかりにデビュー盤リリース時にジャケ買いの過去を持つぼくです(バカ)
しかし、現代R&Bシーンの女性アーティストには天から二物も三物も授かっている逸材が多いのだ。
昨年11月の最新作が、とてもよい。
プリンスの曲を1枚目でカヴァーしているのだが、今作では、プリンスをオマージュした「Like You'll Never See Me Again 」に、びっくりだ。
アリシアさま、Good Job !、さすがっ!
殿下もさぞかしお喜びのことではないかと。次のグラミーでは共演が見てみたいもんである。
R&B ディーヴァ (その2) [R & B]
「いつまでも暑くてかないませんなあ」などと挨拶しつつも、本音は、あと1ヶ月くらいは夏でも構わないワタクシです。
しかし、夏の終わりが近づいてきました・・・
最近は、日が落ちるのもずいぶんと早くなってきました。
てなわけで、そんな寂しい気分を吹き飛ばすべく、現代R&Bのきれ~なおねぇちゃん特集です(爆)
では、キャシーから!
かわいいです。大ヒットしたシングル「Me&U」のPVが、これまたたまりません!モデル出なので、スタイルも抜群。
マネージメントがトミー・モトーラで、プロデューサーにライアン・レスリーという強力なバック・アップがついています。そりゃ、売れるわな!という感じですか。
パワフルなダンスがめちゃくちゃカッコいいシアラ!
デビュー当初のブロンドのストレートのロングだったシアラですが、「Get Up」のブラックのスパイラルのほうが似合いますね。
10月に新作がリリースのジェニファー・ロペス様!
女優業の片手間仕事じゃありませんよ!
Jennife美しすぎ!インナーのフォトにも、いつもヤラレてしまいますね!
R&B のディーヴァたち [R & B]
現代に話を戻しましょう。
綺麗どころ、R&B 女性シンガーを揃えてみましたよ!
アリシヤ・キーズ!お綺麗ですね!
彼女のデビュー・アルバムをタワー・レコードで偶然見かけて、ジャケ買いをした過去を持つ私です。
でも、内容は下に紹介した二作目が好きですね。
アンプラグドは、CDとDVD両方出ていますが、やっぱり、映像のほうをお奨めします。
まさしく「美人薄命」だったアリーヤ(涙)
結局、この映画が遺作となってしまいました。T・クルーズ、B・ピットの「インタビュー・オブ・ヴァンパイア」の続編となる作品ですが、内容は・・・
アリーヤ・ファン以外には、お薦めできない映画です。ほんとうに、惜しまれる人材でした・・・
そろそろ新作でないのでしょうかの、マイアです。
彼女は、本編に出ていませんが、特典映像集のD-2「ミュージック・ビデオ」に収録されている
映画の主題歌となる「レディ・マーマレード」のPVとグラミーでのライヴ映像(マイア、クリスティーナ・アギレラ、ピンク、リル・キムの豪華競演)は、見る価値あり!
つまり、2枚組のアルティメット・エディションじゃないと、これ、見れません。
そのアギレラの昨年のアルバムもなかなかです。
トリは、説明不要、やはり、この人でしょう。
この辺の音楽、R&BやHIP-HOPには、いまいち疎いのですが、職場のう~んと若い子(20くらい年下!)と話が合い盛り上がったりすることもあったりして楽しいです(笑)
*追加情報・・・
あと、期待しているのが、ただいま公開中「Step Up」早く行かねば(汗)
サントラも気になっていますが、未入手・・・
ところで、今月は忙しくなってしまうので、週1ペースを目標になんとか更新したいと考えています。
Yeyo no.7 [R & B]
yeyo no.7
先日、ディスク・ユニオンで1500円で購入しました。
全27曲入りのPV集です。このジャンルは疎いのですが、どれもダンスが、かっこよくて、BGVとして流してたりして楽しめます。
なかでも、目を引くのは、まずビヨンセ!
Deja vu/Beyonse f Jay-zは、PVとライブの2曲収録されている。
ビヨンセをただ者じゃねぇ~と私が思ったのは、プリンスと共演したやつ(グラミーでしたっけ?)を観たときでしたね。大先輩にあたる、しかも、あの孤高の天才・天上天下唯我独尊であろうプリンスを向こうにまわして、全然マイ・ペースというか、なんか、プリンスのほうが緊張気味みたいな・・・
迫力あります!個人的には、ティナ・ターナーあたりを思わせたりします(古いッす!でも、ミックとのパフォーマンスは強烈だった)
そして、ただいま、我家の人気NO.1がEntourage/Omarion
このダンス場面は、たまりません。オマリオンを観ろ!としか言えませんぜ!
そのオマリオンがB2K時代の傑作ダンス・ムービーといえば
ユー・ガット・サーブド コレクターズ・エディション ストリート・ダンス パック (完全限定生産)
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- 発売日: 2004/10/27
- メディア: DVD
ストーリーは期待しないでね。例えていうと「パープル・レイン」のヒップ・ホップ・ダンス版でしょうか。
しかし、この映画、日本では未公開!う~む、映画会社は、根性ないなぁ・・・DVDも限定で、いまや廃盤。でも、レンタルで観れますので、ダンス好きで未見の方は、是非!