2009 My Best Album [Best Album Of The Year]
ブログの更新の少なさを反映するかのような音楽生活だった。
アルバムも最小限しか購入しなかったので09年のベスト・アルバムの記事は、いささか躊躇った。
しかし、個人のメモとして挙げておく。
Get Yer Ya-Ya's Out / The Rolling Stones
Gimmie Shelter / The Rolling Stones
Sessions 1971-1998 / Rod Stewart
Easy Come , Easy Go / Marianne Faithfull
Lotusflow3r / Prince
Together Through Life / Bob Dylan
Rater R / Rhianna
ストーンズ69年の全米ツアーについては、この2作があれば充分だ。
このブログで何度も書いているが、また記しておこう(笑)
次は、72年全米ツアーからの幻の2タイトル「Ladies and Gentlemen 」と「 Cocksucker Blues 」のオフィシャル化しかないだろう。
後のアルバムは、どれも今年の話題作なので特に語るまでもない。
Marianneについては、単なる贔屓、ストーンズ関連ということで。
ジャケットも好きだ。未見の方は是非どうぞ。
それでは、よいお年を!来年もよろしくお願いします。
2008 My Best Album Vol.2 Official CD & DVD [Best Album Of The Year]
今年は、ロックを聴くことが多かったと言いながら僕が聴くのは、もっぱら60~70年代ばかりなので、新譜はさほど買っていない。
もっとも毎年の事でもあるが・・・
そんな中で、新たなピークを迎えているSteve Winwoodの新作は、本年度の聴き逃し厳禁の一番手だろう。
Inspiration Information, Vol. 1
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Strut Records
- 発売日: 2008/10/28
- メディア: CD
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Wounded Bird
- 発売日: 2008/11/11
- メディア: CD
僕のようなオールド・ロック専門のリスナーにとって、文句なしに飛びついてしまうのが、発掘音源、リィシューCDや初CD化である(苦笑)
1番驚かされたのが、Fotheringayの幻のセカンド・アルバムだ。
更には、ストーンズ者に朗報だった「Rocket 88」の初CD化。
この調子で、Bobby Keysのソロ・アルバムCD化されると良いのだが。
来年に期待したい。
Nine Lives / Steve Winwood
Shine A Light / Rolling Stones
George Clinton and His Gangsters Of Love
Inspiration Information,Vol.1 / Amp Feddlier-Sly & Robbie
21 Nights / Prince
The Mighty Upsetters / Lee "Scratch" Perry
2 / Fortheringay
Rocket 88
Kilburn 1977 (2pc) (Ws Dol) [DVD] [Import]
- 出版社/メーカー: Image
- メディア: DVD
映像に関しては、これしかないだろう!
ところで、Miles Davisの「Kind Of Blue」なんたら周年エディションやBob DylanのBootleg第8集で行った阿漕な商売をしたSonyの行く末は大丈夫だろうか。
2008My Best Album Vol.1 Collector's DVD&CD [Best Album Of The Year]
黒音が、本来メインであるはずの僕のブログだが、2008年は、ロック中心の1年だった。
当然、購入したCDやDVDもここ数年に無いほどの比率でロックが多かった。
ブートレグも、マイルス・ブートが一段落したことがあって、購入数は少ないながらも幾つか挙げてみた。
個人的には、ブートは必要悪と考えているし、以前を思えば安価なので、手は出し易いと思う。
特に、今秋にリリースされたMiles DavisとBob Dylanのようなファンの弱味につけこむような商品を思えば、一体どちらがオフィシャルなんだかね。
では、気を取り直して、ブートの映像から発表しよう。
これは、Facesの2枚組2セットだろう。
オフィシャルの4CDボックスに引っ掛けたようなタイトル「Take A Look At The 6 Guys」だ。
Facesのライブ・アンソロジーで70~71年の第1集と72~73年の第2集で、全4枚、トータル285分という見ごたえ充分な作品である。
画質も、個人的には許容範囲だ。
音源では、この2枚を挙げておこう。
Exile On Main St.Outtakes / Rolling Stones
Art Of Darkness / George Harrison
ならず者は、過去にも何度かアウトテイク集はリリースされているが、音質も多少ながら向上した08年ヴァージョンである。
Georgeの方は、All Things Must Passのメイキング4枚組みでWhat Is LifeやApple Scruffsなどの製作過程を聴くことができる。
どっちも、ライブ音源ブートと比べれば、日常的に聴く頻度が高くはないが、オリジナル・アルバムを聴き込んでいるならば、充分に楽しめると思う。
Look Back 2007 [Best Album Of The Year]
我が家は毎年24、25日はホーム・パーティーで盛り上がり、暮れの恒例「音楽DVD鑑賞会」でピークを迎える。それ以降は静かなもんであるが、これは家内の趣味。彼女曰く、お正月の料理は地味なので気持ちが盛り上がらないというというのが、その理由(笑)
The Piper at the Gates of Dawn
- アーティスト: Pink Floyd
- 出版社/メーカー: EMI
- 発売日: 2007/09/03
- メディア: CD
ディランの発掘音源&映像が充実しているのは、皆さんご承知の通り。
デビュー45年目を迎えた本年も豊作であった。
「Don't Look Back」が届けられたときは、おいおいVHSテープかよ?という分厚いパッケージには驚かされたもんである。例のパラパラめくれる小冊子とかどうなんでしょう(苦笑)
とは言え、才気溢れる若きディランの映像は、全くもって素晴らしい。
Taveling Wilburysにも楽しませてもらった。ボーナスDVDについては、よくぞ撮ってありました!としか言いようがない。あれだけリラックスしている御大ディランは,滅多に観れるもんではないだろう。
今年はリリースのなかった”オフィシャル・ブートレッグ・シリーズ”だが、ストーンズ者の僕としては、「Infidels」~「Real Live」時代、つまり、M・テイラー&I・マクレガンを従えたツアーの拡大版を期待しているのだが、果たして。
さて、現役でありながら過去の素晴らしい音源を次々とリリースし、我々を楽しませてくれる御大ディランに対し、我らが(株)ストーンズは?
4枚組DVDの「The Biggest Bang」は入手直後こそヘビー・ローテーションだったのだが、時間の経過と共に冷静になると不満な点も多々出てくるものだ。
結局、ツアー音源・映像に関しては、The WhoやThe Allman Brothers Bandのように全公演をインターネットから購入できますよ!という時代なのか。しかし、これが現実になると、恐ろしいやら嬉しいしやら。
話を戻せば、、D-3の歌えない中国人は、何とかならなかったのか?
でも、一番許せないのは、コイツからストーンズに対するリスペクトが全然感じられないことだ。
例えば過去に、AC/DCがストーンズと共演したときにメンバー達は両手で握手、それでも足りんとばかり、最敬礼をしてステージを降りたもんである。僕はこれを観て、AC/DCのファンになってしまったくらいだ!
ハイ、冷静になりましょう。
毎年の事ながらロック部門は、後ろ向きなチョイスである(苦笑)新録は、たった2作品!
あっ!サンディ・デニーの箱を忘れてた(笑)
2007 ロック部門
新録
・A Tribte To Joni Mitichell / V.A.
・Memory Almost Full / Paul MaCartoy
リイシュー&発掘音源 &映像
・The Piper At The Gaes Of Dawn : 40th Anniversary Edition / Pink Floyd
・Don't Look Back / Bob Dylan
・Third / Soft Machine
・Live At The BBC / Fairport Convention
・Live From Kilburn / The First Barbraians
・Hail! Hail! Rock'N'Roll / Chuk Berry
・Travelling Willburys
・Other Side Of The Mirror : Live At Newport Folk Fes / Bob Dylan
ブートでは、E・クラプトンの06年ジャパン・ツアーのDVDなのだが、オフィシャル・リリースは?
さて、目をブラック・ミュージック部門に移してみる。
僕が現役ミュージシャン中で、もっとも信頼しているのが殿下であるのだが、毎年、新作を届けてくれるのだから文句はない。
ところで、プラケ派の僕としては、最近の日本主導のリイシューの際の紙ジャケが悩みのタネだ。Why?セカンド・プレスがないのである。要するに、紙に手を出さざるを得ないのだ。例えば「The Howlin Wolf Album」は購入したのだが、JB親方のものは見送ったままである。う~ん。
しかし、今年最大の収穫はP-ヴァインより91年にリリースされた国内盤「パーラメント・ファンカデリック未発表ライブ 72-93」が入手できたことだ。しかも、現在廃盤のボックスを新品未開封の状態で!
US盤の「Parliament Live 72-93」は手元にあって愛聴盤なのだが、この国内盤は、それとは収録曲が全く異なることにも驚かされた!
我ながら、熱心なP信者だと思うが祈りが通じたというべきか。「神様、仏様、ジョージ様」なのである。
2007 Black Music 部門
新録
・Planet Earth / Prince
・Dreamgirls : Deluxe Edition / O.S.T
・B'Day : Limitd Edition / Beyonce
・Experience / Beyonce
・As I Am / Alicia Keys
リイシュー&発掘音源 & 映像
・Live At Monterey / Jimi Hendrix
・Sly & The Family Stone 一連のアルバム
・The Howlin Wolf Album
・By Way Of The Drum / Funkadelc
・Rare & Unleasted / Aetha Franklin
さて、明日は音楽DVD鑑賞会だ!今年はネタが多い!
雑感 今年購入したCD&DVDについて(その3) [Best Album Of The Year]
今年の秋は、怒涛のP-ファンク・モードのお陰(?)で、買い損ねていたP関連のCDやDVDを買いました!幸いにもP-ファンクってブートが少ないのは助かるんだけど、入手難なオフィシャルが多いのが悩みの種。
アマゾン・マーケットプレイスを見ても廃盤には強気な価格設定されているしね。でも、USとか他国のアマゾンのマケプレで探すとびっくりするくらいに安価で手に入れることが出来たりすることもあった。
そんな廃盤のなかでも、この強力ライブ4CDボックスは、どうしても聴いてみたくて、USのマケプレで購入。レベールから察すると、ハーフ・オフィシャル?音もイマイチだし・・・これこそリマスターされたもので聴いてみたい。ちなみに、国内盤もP-ヴァインから出ていたので、正規盤なわけですが。でも、内容は最高!
しかし、ジョージ・クリントンには長生きしていただいて、まだまだアルバム出していたただきたいです。そんな御大の現時点での最新作を紹介しておきます。
昨年暮れにリリースされた2枚組の大作。ファンクからブルースまでありのクリントンの健在ぶりを見せ付けたアルバムで、ゲストもボビー・ウォーマック、プリンスを筆頭に多彩な顔ぶれです。
How Late Do U Have 2B B4 UR Absent
- アーティスト: ジョージ・クリントン&ザ・P-ファンク・オールスターズ, ジョージ・クリントン, ケンドラ・フォスター, トレイ・リュード, ポール・ヒル
- 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
- 発売日: 2006/02/08
- メディア: CD
こっちはDVD。リュージョン・コードの問題があるので、本来は国内盤を紹介すべきところだが、映像がないので、US盤のほうを。
若返りを図っている現代型Pファンク・オールスターズを観ることができる。フロントのサティヴァなんて孫ですよ!孫!演奏陣には、ヴァイオリンを加えたりしています。
Live at Montreux 2004 (Dol Dts)
- 出版社/メーカー:
- 発売日: 2005/05/31
- メディア: DVD
クラプトンの来日公演でPモードも終了して、やっとディランの新作に取りかかったりしました。結構聴き込んでいますが、現時点では前作のほうが好きです。
よくぞ無事にリリースされました!よかった、よかった!
その1から長々とその3まで続けてしまいましたが、今年、印象に残った素晴らしい音楽の数々ということで!
それから、ブログ上での新たな出会いもあった。来年もよろしくお願いします!
雑感 今年購入したCD&DVDについて(その2) [Best Album Of The Year]
ストーンズには、何も文句ありません。ただただ、ひたすらミーハー的な大大ファンなもんですから!
次は「ギミー・シェルター」のリマスターお願いします。
アンチ紙ジャケ派の私でも、これは買ってしまった!う~ん、矛盾してますか?でも、お店で現物を手に取ったら、無視できませんでした。
22面体ジャケットの完全再現!当時、制作に携わった関係者のコメントなどが読める64ページのブックレットも読み応えありでした。
ロータスの伝説(紙ジャケット仕様) (22面体ジャケット仕様)
- アーティスト: サンタナ
- 出版社/メーカー: Sony Music Direct
- 発売日: 2006/06/07
- メディア: CD
今年は、サンタナにハマって、Ⅲのレガシー・エディションのフィルモア・ライブも聴きまくりました。
夏になると、ジャズを聴くことが多くなります。音のクーラーというところかな。
丁度、中山先生の「大人のジャズ再入門」も手に入れたし!
マイルス者には、ここで示されるジャズの聴き方にハマりました。マイルスを軸に、その周辺のアルバムを点として線につなげていくという提案は、さすがです。
これは、予想以上に良かった!このころのチックって、凄い!
ブルーノート期のハービー、買い損ねていたアルバムも揃えました。
これは、マイルスの「Seven Steps To Heaven」の2ヶ月前の録音。
しかし、この後は、秋の訪れとともに、過去最大級のP-ファンク・モードに突入していくのであった・・・
げっ!その3に続く!
雑感 今年購入したCD&DVDについて(その1) [Best Album Of The Year]
私の購入ペースは、1ヶ月に15~20枚くらい。今年に限ったことではないのだが、特に新録の購入が少なかったかも。
いわゆる、ワールド・ミュージックというジャンルから。
今年は、まさかの来日も果たしたコノノ NO.1。
満を持しての第2弾は、そのコノノ NO.1以外のバンドもいろいろと登場。衝撃度は、どうしても1作目なんだけど。まあ、こっちは、映像が観れるということで。
Congotronics 2: Buzz 'n' Rumble from the Urb 'n' Jungle
- アーティスト: Various Artists
- 出版社/メーカー: Crammed Disc
- 発売日: 2006/02/21
- メディア: CD
ちなみに、これが、その1作目。未聴の方、これは本当に強烈!ぶっ飛びもんですよ!
部門、ガラッと変わりまして、R&Bの期待の若手。メロディアスなナンバーが得意技。個人的には、なんとなく、マイコーを思い起こさせますね、この人は。
やはり、解散してしまったデスチャのDVD。
プリンスに関しては、このくらいでは満足できない体質になっています。
これも感動もんでした。国内盤は、画像がないので、US盤(DVDリュージョン1)を載せておきます。
Real Thing: In Performance 1964-1981 (Ac3 Dol)
- 出版社/メーカー:
- 発売日: 2006/04/04
- メディア: DVD
これが、出る前後はオールマンズ・モードでした。
待ってました!しかし!ラスト、しかも1番期待していた「Like A Rolling Stone」の映像は、どうなってんだ!エンド・ロールに出てくるクレジットを呆然と眺めてしまいました・・・
No Direction Home (2pc) (Full)
- 出版社/メーカー:
- 発売日: 2005/09/20
- メディア: DVD
やっぱり、出し惜しみなんでしょうか?もしや、ロビーが、何か企んでいるとか、そりゃ、考えすぎ?